重茂漁業協同組合

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うに

至福の味わい、重茂のうに

岩手県内に生息するウニは、キタムラサキウニとエゾバフンウニの2種類で岩礁帯の浅瀬に棲息していてキタムラサキウニが水揚げの9割以上を占めています。また県の漁業権行使規則によって殻長5センチメートル以下のキタムラサキウニの採捕を禁止し資源を保護しています。

重茂半島は、つい最近まで「陸の孤島」と呼ばれるほど道路事情に恵まれない地域であったことから、生ウニを市街地まで運んで販売することが難しかったため、当時、乾鮑として身だけが売られ大量に残っていたアワビの貝殻に着目、その貝殻にウニの身を盛って焼き上げた『焼うに』は、なめらかな食感の生うにとは異なり、旨味が凝縮されて香ばしく濃厚な味わいになり、しかも冷凍保存も可能なので昭和28年から『重茂名産 焼うに』として販売を開始しました。

あれから60年以上が経ち、宮古市内から県内へ、そして東北、関東圏、全国へと販路が拡大され、今やお土産品やふるさと納税の返礼品としても人気を集め、重茂ブランドの定番商品として定着しています。

重茂漁協では毎年、組合員総出でウニ移植や海藻給餌を行いながら、黄色い身のいっぱい詰まったウニに育て、採捕数量を制限して資源保護につとめています。

重茂の『焼うに』は保健所の製造認定を受けた加工場を持つ組合員だけが製造することができ、色合いの良好なウニの身だけを厳選して製造していて、検査に合格したものだけを『重茂名産 焼うに』として出荷しています。

焼うにならではの香ばしさと濃厚な味わい、至福の逸品をあなたの食卓に、お土産やご贈答にもどうぞ。